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Windows 10 リカバリーメディアを使用した復旧方法について How to create a Windows 10 recovery drive

「Windows10」の「回復ドライブ」作成と実行手順について

「Windows10」が正常に起動しない場合に、「スタートアップ修復」が実行され、Windows回復環境から「システムの修復」が実行されますが、スタートアップ修復及びシステムの復元に失敗し、「Windows10」の起動できない現象があります。 「回復ドライブ」作業で「Windows10」の再インストール、正常に起動される状態まで戻す流れをご紹介します。

「Windows10」の修復や復元に失敗した場合は、
「回復ドライブ」の実行

「Windows10」の回復により、個人ファイルやイントールしたアプリ、他ドライバー等、設定を加えた変更等をすべて削除し、初期・工場出荷時のパソコンに戻す機能の紹介となります。回復を実施する際に、事前に「回復ドライブ」の作成が必要となります。
以下が「回復ドライブ」作成と回復の手順となります。

「回復ドライブ」を利用する際の事前準備

「回復ドライブ」を作成にあたって、32GB以上のUSBメモリを事前に準備が必要となります。
「回復ドライブ」を使用する際に、USBメモリに個人で作成されたファイル等のデータ保存ができません。
「回復ドライブ」を作成中にもUSBメモリのフォーマット化は行われますが、事前に容量も含め、フォーマットの確認が必要となります。

その他、事前準備については、「回復ドライブ」を作成中に省電力機能にならないように設定のOFFが必要です。
また、ノートパソコンについては、「回復ドライブ」に電源が無くなる為、電源の確保が必要となります。

手順1画面の左下のWindowsアイコン(スタートボタン)から、歯車の「Windowsの設定」ボタンをクリックします。

手順2「Windowsの設定」画面からパソコンアイコンの「システム」ボタンをクリックします。

手順3「ディスプレイ」画面の左側の項目の中から「電源とスリープ」選んでクリックをします。

手順4「電源とスリープ」画面の「画面/スリープ」のプルダウンから「なし」を選びます。

「回復ドライブ」作成前の事前準備の作業が完了した時点で、以下の流れに沿って、「回復ドライブ」の作成を開始します。

「回復ドライブ」の作成

手順1画面の左下のWindowsアイコン(スタートボタン)の検索ボックスから「コントロール パネル」を検索し、ボタンをクリックします。

又は、画面の左下のWindowsアイコン(スタートボタン)の検索ボックスから「回復ドライブ」を検索すると、手順6から始める事もできます。

手順2「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」をクリックします。

手順3「システムとセキュリティ」から「セキュリティとメンテナンス」をクリックします。

手順4「セキュリティとメンテナンス」から「回復」をクリックします。

手順5「高度な回復ツール」から「回復ドライブの作成」をクリックします。

手順6ユーザーアカウントより「制御ポップアップ」の表示から「はい」をクリックします。

手順7「回復ドライブの作成」から「システムファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックし、「次へ」をクリックします。

手順8ご使用のパソコンに「USBフラッシュドライブ」へ接続し、「使用可能なドライブ」D¥(ラベルなし)の表示される事を確認し、「次へ」をクリックします。
(「回復ドライブ」に使用する「USBフラッシュドライブ」等の外部ストレージはドライブ上の全てのデータが削除されますのでご注意ください。)

手順9「回復ドライブの作成」画面より「作成」をクリックすると、「回復ドライブの作成」が開始されます。

「作成」をクリックすると「USBフラッシュドライブ」上のすべてのデータが削除される為、USBフラッシュドライブ」に作成された場合は、他のドライブや別のメディアへのバックアップする等お勧めいたします。
「回復ドライブの作成」Windowsのバックアップファイル等、多数のファイルがコピーされる為、完了までかなり時間がかかります。

「回復ドライブの作成」の開始

「作成」をクリックすると以下の「回復ドライブの作成」から 「ドライブのフォーマット」 → 「ユーティリティのコピー」 → 「システムのコピー」の順、「回復ドライブの作成」がされます。

「回復ドライブ」作成中

手順10「回復ドライブの準備ができました」の表示がされましたら、「完了」をクリックし、「回復ドライブ」の作成が完了します。

「回復ドライブ」の作成が完了

「USBフラッシュドライブ」に保存された「回復ドライブ」は「Windows10」が起動できなくなった場合に、「Windows10」のインストールに使用するため、大切に「USBフラッシュドライブ」を保管してください。
次に「回復ドライブ」の使用方法のご紹介いたします。

「回復ドライブ」の使い方

「Windows10」が起動できなくなった場合は、次の手順により、回復を実施します。 「USBフラッシュドライブ」保存された「回復ドライブ」をパソコンに接続し、パソコンを起動時に「F8」のキーボードを何度も押下し、「回復ドライブ」を作成した「USBフラッシュドライブ」から起動します。 以下の画像はすべて実際の画面ではございません。
実際の画面を忠実に再現しております。

手順1「F8」のキーボードを何度も押下から「キーボードレイアウトの選択」が表示、
「MicrosoftIME」をクリックし、「Windows回復環境」を実施します。

手順2「詳細オプション」から「ドライブから回復する」をクリックします。

手順3「回復ドライブ」「Windows10」から再インストール時に「ファイルの削除のみ行う」又は「ドライブを完全にクリーンアップする」を選択し、クリックをします。

引き続き、パソコンを使用する場合「ファイルの削除のみ行う」を選択、「ドライブを完全にクリーンアップする」を選択より早く回復が行われます。

第三者にパソコンを譲る場合「ドライブを完全にクリーンアップする」を選択、パソコンのHDD/SSD等に記録情報を第三者から回復(復元)されにくくなります。

手順4手順03より、「ファイルの削除のみ」又は「ドライブを完全にクリーンアップする」のいずれかから 「ドライブから回復する」以下画面から「回復」をクリック、「Windows10」から再インストールを行います。

ノートパソコンの場合は、作業中に電源が落ちないようにACアダプターを接続して作業を行いましょう。Windowsのインストール中に電源が落ちないようACアダプターを接続して作業を行いましょう。

「Windows10」インストール中

手順5「Windows10」のセットアップ完了画面が表示で回復が完了です。

「Windows10」のセットアップ完了画面が表示

「回復ドライブ」から 色々な修復方法※もありますが、一旦、「Windows10」が起動されなくなった場合、「回復ドライブ」を作成することで、「Windows10」の再インストールができ、「Windows10」を起動することが可能になります。

「回復ドライブ」の使い方 手順2から「トラブルシューティング」をクリックすることにより、「Windows回復環境」を実行、色々な修復方法を実行も可能となります。  「回復ドライブ」の「Windows10」から再インストールを実施前に、別の方法でも実施可能となります。